カエルの子はカエルになるわけ~親からの強烈なビリーフが人生に及ぼすこと~

トラウマ

こんにちは。本多理恵です。

幼少期からの親との関係性が
その後の人生に大きな影響を及ぼす

ということを、耳にしたことはありませんか?

人生に大きな影響を及ぼす

この言葉からは、
どちらかというと、
マイナスなイメージ
感じられたりするかもしれません。

でも、親から大きな影響を受けていても、
それを自分の人生に
プラスに変えていくことができる方も
いらっしゃるそうです。

そして、そのような方は
親からの影響に感謝していると
話されているともお聞きしたことがあります。

わたし達が、親から
どのような影響を受けているのか?

もしかしたら、
そのことを知っていただくことで、
親からの影響について
マイナスに捉えている方も
プラスのイメージを
もっていただけるかもしれませんね。

ということで、きょうは
親からの強烈なビリーフが
人生に及ぼすこと
について

わたしの学びの後輩である、なっちゃん
と二人で、お話ししてみようと思います。

最後までお付き合いいただければ、
幸いです。

親から「あなたは、思い切ったことにチャレンジしてはいけませんよ」といわれ続けてきた子ども時代

なっちゃん
理恵さん、理恵さんも幼少期のトラウマってあったりするんですか?
わたし
ありますよ~。わたしは、小さい頃、あんまり身体が強くなかったんですね。だから、そのことが結構大きなトラウマかなぁ。
なっちゃん
へ~、身体が強くなかったんですね。どんな感じだったんですか?
わたし
小学生の頃は、冬になると、いっつも風邪をひいたりしてて。あんまり学校に行けてなくて。ほとんど学校を休んでいたような、そんな気がするなぁ。そのせいか、両親から、とにかく無理をしないようにって言われていたんですよね。
なっちゃん
そうなんですねぇ。でも、そんな生活、窮屈じゃなかったんですか?
わたし
小さい頃から、ちょっと無理をすると体調を壊すんだから!って言われてきたからか、本当に、ちょっと新しいことにチャレンジしようとすると、体調を壊したりしていて。両親の言う通り、わたしって、無理はできないんだなぁ、思い切ったことはできないんだなぁって、諦めるようになっていったかなぁ。
なっちゃん
じゃあ、おとなになるまで、ず~っとそういう生活をしてきたんですか?
わたし
そうでもなかったんですねぇ・・・。
なっちゃん
そうなんですか?学校を休みがちだった理恵さんが?その話、聞きたいです。

独り立ちしてみたものの、親の言う通り、身体を壊してしまった、高校時代

それは、わたしが中学3年生の秋の出来事です。

わたし
お母さん、わたし、やっぱり大学に行きたい。だから、高校から家を離れていいかな?
えっ?何言ってるの!そんなに身体が弱いのに、家から離れるって、無理でしょ!
わたし
でも、私が行きたい大学に行くには、高校から家を離れないと・・・。
だから、あなたの身体では、無理って言ってるでしょ。
わたし
でも、やってみないとわからないよ。中学生になって、体力もついてきたし。大丈夫かもしれない・・・。
無理よこれまでも、チャレンジしてきたけど、できないことばっかりだったでしょ。今度も、お母さんの言う通りになるに決まってる。
わたし
泣。
お母さん、それは言い過ぎだよ。理恵がやってみたいんだったら、やってみなさい。お父さん、応援するから。
わたし
こんなことがあってね、高校生から、家を出て下宿することになったんですね。
なっちゃん
へぇ~、なんか理恵さん、がんばりましたねぇ。それで、高校時代、身体は大丈夫だったんですか?
わたし
それがねぇ、がんばれるとこまで、がんばってみたんだけど・・・。
なっちゃん
何かあったんですか?
わたし
高校2年生の冬に、肝機能障害で入院することになったの。原因はよくわかなかったんですけどねぇ。
なっちゃん
あらら。じゃあ、進学はあきらめたんですか?
わたし
ううん。進学はなんとかできたんだけど、夢だった学校の先生になるのは無理だなって思って。
なっちゃん
そうなんですね。だから、自宅で学習塾を開いていたんですね。
わたし
そうなんです。両親の言う通り、わたしは無理はできないんだって。体力勝負の教員生活は、難しいなって思って・・・。
なっちゃん
でも、そんな理恵さんが、なぜ起業という思い切った選択をしたんですか?
わたし
それは、ある方に、こんなことを教えてもらったからかなぁ・・・。
なっちゃん
えっ?どんなことを、教えてもらったんですか?

それでも、起業という難しい選択をしてみた

わたしが、自宅で学習塾を開いていた頃
なぜか立て続けに、ネガティブな出来事が起きていました。

自分でも理由がわからず
目の前の出来事に翻弄されていたとき
あるカウンセラーさん(かおり先生)
に出会い、こんなことを教えてもらったんですね。

かおり先生
理恵さん、理恵さんにこんなことが立て続けに起きている原因って、理恵さんの中にあるのかもしれませんよ。
わたし
えっ?そんなはずはありません。わたしは、何もしていないはずです。
かおり先生
理恵さん、ビリーフってご存知?
わたし
いえ、初めて聞きました。どんな意味なんですか?
かおり先生
ビリーフってね、その人が無意識に信じていることを言うんだけど。理恵さんが、ご両親を超える、そんな日が近いのかもしれませんね。
わたし
はぁ・・・。
かおり先生
とにかく、そのためには、思い切った行動をしてみることが、おすすめかなぁ。理恵さん、もしよかったら、わたしのような仕事してみません?わたしが色々と教えますから。
わたし
よくわかりませんが、この生活から抜け出せるのであれば・・・。
かおり先生
心配しなくて、大丈夫。理恵さんには、今思っていらっしゃるより、大きいことができるはずですよ。
わたし
そんなこんなでね、起業することになったの。
なっちゃん
昔の理恵さんにしては、思い切った行動をしましたね!きっと、それくらい追い詰められていたんでしょうね・・・。
わたし
確かに。何が原因なのかわからないものに、振り回されているときほど、つらいことはなかったかなぁ。
なっちゃん
お気持ちすごくよくわかります。でも、起業してみて、体調の方は、どうだったんですか?
わたし
それがですねぇ、不思議なことが起こったの。

ビリーフが人生に及ぼす大きな影響

なっちゃん
不思議なことって、どんなことが起こったんですか?
わたし
かおりさんに教えてもらったことをやりながら、思い切って起業してみたら、なぜか身体が強くなってきて
なっちゃん
えっ?!あの弱々しかった、理恵さんがですか?
わたし
そうなの~、もう、それは自分でもびっくりで(笑)調子に乗って、どんどん仕事をしていったりしていたんですよね。
なっちゃん
でも、なんで急にそんなことが起こったりしたんですか?そんなことが起こるなんて、わたしには、まったく信じられません。
わたし
いやぁ、実は、わたしにも、最初まったく意味が分からなくって。それで、あるとき、かおり先生に聞いてみたんですね。
なっちゃん
ふんふん。それで、先生からは、どんな答えが返ってきたんですか?

起業して、なぜか身体が強くなって
ばりばり仕事をしていたあるときのこと

わたし
かおり先生、わたし、最近なぜか、すっごく身体の調子がいいんです。これまでできなかった、出張なんてこともできるようになってきて。自分でもびっくりしているんです。
かおり先生
わぁ~、理恵さん。それは、よかったですね。
わたし
でも、なんでこんなことになったのか、自分で意味がわからないのですが・・・。わたしに、何が起こったんですか?
かおり先生
それはねぇ。今まで、理恵さんには、ご両親から植え付けられた、強烈なビリーフが働いていたんだけど。あっ、ビリーフって、覚えてるかな?わたし達が、無意識に信じていることね。これね、人間には、みんな、何かしらのビリーフがあるんだけどね。
わたし
はい。
かおり先生
そのビリーフがね、おとなになってからの人生に、とっても大きく影響しているんだけど。だから、理恵さんは今まで、そのビリーフのせいで、無理ができない人生を送ることになっていたのね。
わたし
なるほど・・・。それで、わたしは、小さい頃からずっと、ちょっと無理をしたら身体を壊してきたんですね。
かおり先生
確か、理恵さんのお母さんも、身体が強くなかったんですよね?これまで、理恵さんは、ご両親から言われてきたことで、お母さんと同じような人生を送ってきていたんですね。
わたし
はい。確かに、わたしの母の口癖は『わたしは、身体が弱いからできません。』でした。これまで、まったく気づきませんでしたが、無意識に母と同じような人生を選んできたんですね。
かおり先生
そうね。でも、そのビリーフを乗り越えたことで、これまでは、理恵さんは、ずっと身体が弱いことで、色んなことをあきらめてきたと思うんだけど。それがね、違う人生になってきたんですね。
わたし
ビリーフを乗り越える?ですか?
かおり先生
そうそう。理恵さんに、これまでしてきてもらったことがあるじゃない?それによって、ビリーフが変わってきたの。
わたし
ビリーフって、変えられるんですね?!
かおり先生
そうね。書き換えたりもできるかな。

ビリーフは、書き換えることができる

なっちゃん
理恵さん、ということは・・・。理恵さんは、かおり先生から、ビリーフの書き換えというものを教えてもらっていたことになりますよね?
わたし
そうみたいですねぇ。でもわたし、そのことを全然聞いてなくって、聞いたときにはびっくりしたんですけどね(笑)
なっちゃん
してやられましたね(笑)でも、どんなことをしたんですか?
わたし
そうですねぇ。まずは、日々、自分のビリーフ探しかな。○○すべきとか、○○しなければならないとか、そんなふうに思い込んでいることを、とにかく見つけていったかなぁ。
なっちゃん
へぇ、毎日ですか?
わたし
それが、結構たくさんビリーフってあるみたいで、いっぱい見つかるんですよね(笑)だから、最初の方は、何かしらのビリーフが、毎日見つかっていたかなぁ。
なっちゃん
ビリーフって、そんなにたくさんあるんだ!
わたし
そうみたいですよ。でも、わたしみたいに、小さい頃から両親に言われてきたことによってできたビリーフが、人生には、一番おっきく影響するって、かおり先生は教えてくれたかなぁ。しかもそれって、なかなか自分では気づきづらいらしくって、わたしは結局、かおり先生から教えてもらったんですけどね(笑)
なっちゃん
なるほど。ビリーフによって、人生にどれくらい影響しているのかが違ったりするってことですね。でもビリーフは、見つけるだけで、いいんですか?
わたし
かおり先生からはね、気功というのも教えてらっていて、それで、書き換えてみたりもしてたかな。あっ、でも、それがビリーフの書き換え法だなんて、知らなかったんですけどねぇ。
なっちゃん
(笑)理恵さん、なんか抜けてますよね。普通、最初にそれを確認するでしょ。
わたし
えへへ。
なっちゃん
でも、ビリーフの書き換えって、だれにでもできるものなんですか?それができるんだったら、どんな人生になるのか?興味ありますねぇ。教えてくれませんか?

だれでもビリーフは、書き換えることができる。トンビがタカを生むには?

わたし
ビリーフの書き換えって、かおり先生からは、本格的なものをたくさん教えてもらったんだけど、基礎的なものであれば、中学生にもできるものなんですね。
なっちゃん
中学生にもですか?
わたし
うんうん、ちょっと、中学3年生にやってもらったことがあって。そのときの子たちは、みんなできてたかなぁ。
なっちゃん
ちょっと、理恵さん!塾で、何教えてるんですか!
わたし
えへへ。
なっちゃん
えへへ、じゃないですよぉ。でも、ということは、だれにでもできるんですね?
わたし
そうそう。でもね、ビリーフって、書き換えなくても、知っておくだけでもいいよって、かおり先生は言ってましたよ。知ってるだけで、自分が今、ビリーフに影響されているのかどうかを、冷静に判断できるようになるからって。
なっちゃん
ん?例えば、何かを選ぶときとかにですか?
わたし
そうですね。例えば、わたしだったら、ビリーフの影響で、『起業とか、絶対に無理』ってなる。でも、そう思っちゃうのは、ビリーフのせいだってわかってたら、『がんばってやってみよ』って、ビリーフの影響ではない選択ができたりもするかなぁ。
なっちゃん
なるほどですね!それなら、すぐにでもできそうですね。でも、わたし達って、ビリーフに、人生を振り回されているんですよね?
わたし
そうですねぇ。最初の頃は、両親のせいで、わたしは何もチャレンジできない、長い間、そんな人生を送ることになってしまったんだ!って、両親を責めたくなってたんですね。
なっちゃん
うんうん。そうなりますよね。だって、理恵さんは、そのビリーフがあったからこそ、チャレンジできなかったし、色んなネガティブな体験をしてきたんですもんね。
わたし
そうなの。でもね、もしかしたら、そのビリーフがなければ、今みたいなお仕事はしていないのかもしれないなぁって。
なっちゃん
あっ、そうか!確かに、理恵さん、他のお仕事してたかもしれないですねぇ。
わたし
そう思うと、このビリーフに感謝とまでは、まだ思えないんだけど、これで良かったのかなぁとは、感じるようになってきたかな。こうして、なっちゃんとも会えたしね。
なっちゃん
ううっ、なんだかいいお話ですね。
わたし
なっちゃん、ありがとう。
なっちゃん
もしかしたら、ビリーフを知ることによって、そのビリーフをプラスにも、変えられるかもしれない・・・。ということなんでしょうねぇ。
わたし
そうかもしれないですね。
なっちゃん
そっか。じゃあ、まずは、どんなビリーフがあるのかを、自分で知るということからですね。しかも、人生におっきく影響しているようなビリーフを。
わたし
うんうん。自分のビリーフを見つけると、自分の人生がどれくらいビリーフに影響されていたのかもわかるかもしれないですね。
なっちゃん
そうですよね~。きょうのお話で、なぜ、親と同じような人生を送ってしまったり、反対に、親とは同じ人生を絶対に送りたくないって、思ってしまったりするのかが、よくわかりました。子どものころから言われてきたこと・・・。確かに、親の影響って大きいですよね。これで、わたしも、親を超えられそう~!やってみて、また、ご報告しますね!
わたし
ぜひ!どうだったか教えてくださいね。
なっちゃん
はーい!ビリーフがわかったら、どうやってプラスに変えるのかも、今度教えてくださいね!
わたし
じゃあ、そのお話は、またの機会に。
なっちゃん
あっ、でもやっぱり、わたしは、そのビリーフの書き換え法が知りたいなぁ~。
わたし
うふふ。今度練習してみましょうか?
なっちゃん
やった~っ!

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

わたしの、幼少期からの体験を元に、
親からの影響を受けてつくられた
強烈なビリーフが、
人生にもたらす影響
について
お話ししてきました。

自分のビリーフを知る

ということで、
人生が劇的に変わりました!
ということになるのでしょうか?

もしかしたら、そうだとは、
言い切れないのかもしれません。

でも、確かにわたしは
自分のビリーフを知ることによって
ビリーフではない選択ということが
少しできるようになってきました。

これまでできなかったことが
少しずつ、できるようになってきています。

もし、今
自分ではわからない何かに
振り回されている気がする・・・

昔のわたしが感じていたようなことを
思っていらっしゃるとしたら

ご自分のビリーフを知ることによって
その原因がわかったり
人生の同じようなパターンから
抜け出せたりする
かもしれません。

何かの参考にしていただけたら
嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

P.S.
自分の人生を親と同じようにしようとする力
親と違う自分本来の人生を送る秘訣などを

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よろしければ、きょうの内容と
合わせて読んでみてくださいね。

女性起業家成功者の告白